デジカメにはセンサーサイズの違いがあります
デジカメを買おうと思って調べていたら、DXとかFXとか、フルサイズとかAPS-Cとか、マイクロフォーサーズとか、何だか訳わからない単語が色々・・
実はこれ、全部デジカメの目の部分であるCMOSセンサーの大きさのことなんです。
センサーサイズの表記
センサーサイズは色々あるのですが、デジカメがだいぶ小慣れてきてある程度統一されて来ました。
一眼デジカメのセンサーサイズは主にこの3つが主流です。
・フルサイズ
・APS-C
・マイクロフォーサーズ
名前だけで見ると、フルサイズが一番大きいですよね。
その通りなんです。
一般ユーザー向けのデジカメではフルサイズが一番大きなセンサーになります。

コンパクトデジカメだと、1インチでも大きめのセンサーになります。
最近は高級コンパクトデジカメでフルサイズセンサー搭載なんていうちょっと変わった機種もあります。
値段は30万円以上しますので、余裕のある方が購入層だと思います。
センサーサイズによる写真の写りの違い
では、センサーサイズが違うと具体的に何が違うのでしょうか?
一番の違いはボケの量
フルサイズとAPS-Cを比べると、かなり背景のボケの量が違います。
フルサイズの方がしっかりボケます。
フルサイズとマイクロフォーサーズを比べると、もう背景のボケ具合は全く違います。
綺麗に背景をボカしたいのなら、フルサイズのデジカメを買う必要があります。
もちろんレンズによってボケ具合は変わりますので、APS-Cやマイクロフォーサーズでも背景をボケさせるレンズは色々あります。
被写界深度が違う
被写界深度って、あまり聞き慣れないかもしれません。
でも写真の世界ではとても大事な基準なんです。
例えば、写真にはピント(焦点)があります。
カメラのファインダー上ではピントを合わせるのは、フォーカスエイドと言われる半透明の四角い印の部分になります。
ただし、ピントは面で合うため、例えば一箇所に合わせてもセンサーから同じ距離の部分は全てピントが来た状態です。
つまり、ピントは面なのです。
その面の前後の、ピントが来ていると判断できる距離が被写界深度です。
被写界深度が浅いフルサイズは、人物撮影などでモデルが前後に少しでも動くとピントが完全に外れます。
逆にマイクロフォーサーズは多少前後しても写真は助かっていることが多いです。
センサーが小さいとレンズも小さく作れる
デジカメの写真というのは、レンズを通した画像をセンサー面で写真として読み込んでいるものです。
そこで気になるのが、レンズは丸いのに、写真は四角いという点。
実はレンズは丸い映像をセンサーに見せています。
しかし写真は四角ですので、丸い映像の中から四角い映像を切り取っているのです。
その丸い映像全体の大きさをイメージサークルと言います。
イメージサークルについては、詳しく知る必要はありません。
知りたい人は検索してください。
センサーが大きいと、そのイメージサークルが大きくないと四隅が欠けた写真になってしまいます。
で、そのイメージサークルは大きく作るためには大きなレンズが必要になりますね。
だからフルサイズ用のレンズは大きく重く、マイクロフォーサーズのレンズは小さくて軽いです。
説明が長くなってしまいましたが、マイクロフォーサーズのレンズはとにかく小さくて軽いので、撮影、持ち歩きが非常に有利です。
大きなセンサーのカメラがいくら綺麗な写真を撮影できたとしても、持ち歩くのが億劫では写真を撮る機会が減ってしまいます。
カメラは何を基準で選ぶかがポイント
人によってライフスタイルが違います。
腕力がある人と無い人、写真を撮ることを中心に考えている人とついでに撮りたい人、様々です。
| フォーマット | 重量 | 大きさ | 値段 | ボケの量 | 被写界深度 |
| フルサイズ | 重い | 大きい | 高い | 大きくボケる | 浅い |
| APS-Cのカメラ | 軽い | 小柄 | 安い | ある程度ボケる | 普通 |
| マイクロフォーサーズのカメラ | かなり軽い | とても小さい | 安い | ボケ量少ない | 深い |
これらを総合してカメラを決めるのが良いでしょう。
最後に
フルサイズのレンズはAPS-Cのカメラにも使用可能ですが、逆にAPS-C用のレンズはフルサイズカメラでは使用できません。
また、最近は各社ミラーレスの新マウントカメラを出してきました。
カメラのボディは買い換えられますが、レンズはあまり買い換えるものではありません。
カメラのセンサーサイズ選びは、これからの写真ライフを踏まえて慎重に行うのが良いでしょう。




